藤沢市の教科書採択に関する資料を追加(2) 2009年中学校採択

1.2010(平成22)年度から使用する中学校の教科書について、新たに検定を経たのは社会科歴史的分野の「自由社」のみでした。
2010(平成22)年度使用中学校歴史分野教科書の発行者は次の9者でした。
日本文教出版(大阪書籍)※、教育出版、日本文教出版、東京書籍、扶桑社、日本書籍新社、
清水書院、自由社、帝国書院
※2008年大阪書籍は倒産。2009年日本文教出版が大阪書籍の版権を得て、継続発行しました。
2.採択審議委員会は社会科歴史的分野のみ審議しました。
3.審議のまとめ(答申)は、歴史については第2回採択審議委員会の会議録とし、ほかの教科・種目は前回2005年の答申(会議録のまとめ)をそのままあてることにしました。
4.2009年採択時の教育委員は、佐々木柿己・鈴木紳一郎・澁谷晴子・平岡法子・藤崎育子の各氏。佐々木柿己・澁谷晴子・藤崎育子の三氏は2011年にも教育委員として採択に関わります。

第2回採択審議委員会の会議録のはじめとおわりの一部を引用しておきます。

~はじめの方~
事務局:
今年度は平成22年度使用中学校教科用図書の採択替えの年に当たっております。しかし、学習指導要領の改訂に伴い、平成22年度から使用する中学校の教科書については、新たに検定を経たものが社会科の歴史的分野からの1者のみということです。それでは、「平成22年度使用藤沢市立中学校用教科用図書について」ご審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。
委員長:
ありがとうございました。従来であれば、検定を受けた教科書のすべてにおいて1つ1つ調査研究をし、それぞれの特徴をまとめ、その上で、教科及び種目ごとの審議を行うべきですが、今回は社会科の歴史的分野以外、新たに検定を受けた教科書が無いということです。事務を簡略化できるということです。
したがいまして、社会科の歴史的分野以外については、審議をしないということでよろしいでしょうか。
各委員:
結構です

~おわりの方~
委員長:
それでは、引き続き、議題3「平成22年度使用藤沢市立学校の教科用図書に関する審議結果の答申について」の審議を行いたいと思います。
社会科の歴史的分野以外の平成22年度使用中学校用教科用図書の答申につきましては、平成18年度使用中学校用教科用図書の審議結果を持って充てることでよろしいでしょうか。
各委員:
結構です。
委員長:
次に、中学校用社会科の歴史的分野の教科用図書ならびに特別支援学校及び小学校若しくは中学校の特別支援学級用教科用図書につきましては今回の会議録をもって答申とするということでよろしいでしょうか。
各委員:
結構です。

次は、2009年中学校採択の資料です。
2009年 中学校教科書採択
09_01採択方針
09_02採択審議委員会第2回会議録
09_03採択審議委員会答申 ※歴史は第2回採択審議委員会会議録、ほかは2005年答申
09_04(採択の)教育委員会会議録
09_05採択された中学校教科書

2020年までの資料の一覧は、「藤沢市の教科書採択に関する資料」のページにあります。