ふじさわネット通信第50号 教育委員会定例会で大きな変化

当会のニュース「ふじさわネット通信」第50号を3月14日発送しました。
ふじさわネット通信第50号 ※左をクリックするとニュースのpdfファイルが開きます。
1面は、1月29日の学習会と第14回総会の紹介です。方針の概要と学習会の感想もあります。
2面は、藤沢市教育委員会定例会で見られた変化、学校訪問の様子が主な内容です。その2つの記事をテキストで紹介します。

教育委員会定例会で大きな変化
 ― 短時間で終わっていた会議が少しずつ審議する場に ―

毎回、教育委員会定例会は、傍聴していますが、議題は決定案件の承認、非公開案件もあり、市議会子ども文教常任委員会の報告なども数分でした。市民の傍聴をあまりにも軽視した状況のように思えました。(口頭で要望もした)
10月、教育ネットは教育長と4人の教育委員に、「教育委員は定例会で教育案件を審議して、それが傍聴者にわかるようにしてほしい。」と要望書を提出しました。
12月の定例会では大きな変化がありました。それまであまり発言がなかったのですが、はっきりわかる質疑や意見交換があり、全員が発言したのです。
休業日の変更の件については、「暦どおりだと学校の準備ができないのは明確であり、当然のことだ」、教員の懲戒処分の件では、「子どもたちはどう判断して行動したのか」「学校の今後の取り組みは」「ネットリテラシーは保護者としても学んでいかなければ」「事実はつかめたのか」など。教育長は「適正規模検討委員会の基本方針」にふれて、質問。他の委員は「教室には入れない子に着目してください」「教育委員の意見反映は大切だ」など。今年も教育委員が発言し、質問することは確かに増えています。
市民の声を受け止めた教育委員、教育長の真摯な姿勢に感謝します。
審議の対応には違いがあります。傍聴を欠かさず、継続して見守っていこうと思っています。          (持田早苗)

   学校訪問をしました。

毎年1~2月に学校訪問をし、子ども中心の卒業式・入学式のお願いやその他の要望を懇談しています。今年もコロナ感染を考慮して無理のない範囲での懇談をお願いしました。その代わり学校の雰囲気を見てこようと提案しました。また、懇談の内容も①コロナ禍での困りごと②生理用品をトイレに常備してほしい③地域に住む私たちにできることは何かを中心にしました。
大規模校問題は子どもの学びを第一に取り組んでほしいことを伝えました。コロナ禍での先生方の忙しさは予想以上でした。体調を崩しても代替えの先生がおらず、管理職の先生がクラスに入り授業をしている。今回の訪問でも授業中でお会いできない管理職の先生もいました。コロナ消毒作業で、放課後の教材準備ができない。タブレット使用は子どもとの向き合う時間が少なく不安など、深刻でした。また、児童数の増加で学校付近の交通安全も心配とのことでした。
コロナ禍で玄関先での懇談が多かったのですが、例年訪問しているので今年もよろしくという感じの先生もいました。
ぜひ懇談の内容をまとめて市教育委員会と懇談を計画したいと思っています。
(新婦人 小柳 倫子)

「従軍慰安婦」「強制連行」教科書書きかえ

藤沢ネット通信第49号で教科書書きかえについて書きましたが、書きかえ内容の掌握が不十分でした。ご指摘いただきありがとうございました。教科書会社のHPに「訂正」が掲載され、全体が見えてきました。紙面では載せきれないので、第50号に記載のようにこのHPで順次紹介していきます。現在確認・準備中です。今しばらくお待ちください。