あの夏2015年(2) 医師会理事会は育鵬社?
海老根靖典前藤沢市長は、朝日新聞(2020年7月18日)のインタビューで、教育委員について
「僕と思想的に近い人が当時医師会にいたので、似た人が出てくるかもな、とは思いました。」と答えています。
このときに医師会から出た教育委員が医師会理事の赤見氏でした。赤見氏は2011年採択で歴史・公民とも育鵬社を推薦。
赤見氏は以来理事を歴任。2015年採択時は同じく理事の小竹氏が教育委員、歴史・公民とも育鵬社を推薦しています。
理事会は25人前後、月1~2回開かれています。大きくはない集団での緊密な関係。大学や医師会での先輩後輩、役職などさまざまな関わりもあります。まわりから影響されることなく、独立して、公平で公正な判断を下すことの難しさが懸念されます。
医師会理事で現教育委員の木原氏の選択が注目されます。